まくら選びのコツ

枕が身体に合っていないと、頭痛や肩こり、いびき、首のシワなど、さまざまな影響を及ぼす原因になります。
身体に合った枕を見つけた日から、眠りの質は変わります。

枕はなぜ必要?

首筋の隙間を埋めて頭から首を支える。

身体に負担の少ない快適な寝姿勢は、まっすぐ立った時の自然な姿勢をそのまま横になってもキープできる状態です。頭から肩にかけては首筋のカーブと敷き寝具の間に隙間ができるので、その隙間を自然に埋めるのが枕の役割です。枕を使わないと、首が支えられず寝ている間も負担がかかり、頭痛や肩こりにつながることがあります。

正しい枕のあて方は

肩口まで引き寄せて首までしっかりと支える。

頭だけを枕にのせるのではなく、肩口まで枕を引き寄せて深めに頭をのせるのが正しいあて方です。後頭部から首筋にかけて全体で頭の重さを支えることで、首や肩が疲れにくくなります。

枕選びのポイント

枕の高さは、人それぞれの体型によって違います。また、仰向け寝と横向き寝では枕の高さが異なります。仰向けの時は後頭部から首の高さに合わせ、横向きの時は肩幅に対応する高さが必要です。睡眠中、人は寝返りを打つので、仰向け寝と横向き寝の両方に対応ができるよう、中央部が低く、両サイドが高めになった立体的な枕が理想的。仰向け寝の時は真ん中、横向き寝の時は両サイドと、枕の全体を使って頭と首を安定させます。

  • 高すぎる枕
    頸椎が圧迫されやすく、筋肉が緊張して血行が悪くなり、首のこりに繋がります。いびきや首のシワの原因にもなることも。
  • 低すぎる枕
    頭が不安定になり首に負担がかかります。
  • 顎あがりの枕
    枕上部が低いと顎があがって口が開きやすくなります
  • うつぶせ寝
    呼吸をするために顔や首を左右どちらかにねじった姿勢では、首の神経を圧迫することになるので、あまりおすすめしません。

《 頭3つ分の幅が目安 》
寝返りをしても頭が落ちてしまわないよう、枕は頭3つ分の幅を目安に選びましょう。

《 枕の素材はお好みで 》
リラックスできるかどうかが大切なので、素材はお好みで選びましょう。また、枕には寿命があるので、適切な時期での買い替えをおすすめします。

*主な枕の素材*

[ウレタンフォーム]
クッション性に優れ、心地よいフィット感があります。放湿性に乏しいので週に1度は陰干ししてください。耐用年数は2~3年。

[ポリエステルわた素材]
ふんわりやわらかで、弾力性があります。洗濯機で丸洗いでき回復力に優れています。耐用年数は2~3年。

[パイプ素材]
へたりにくく、耐久性、通気性、弾力性に優れています。ホコリがつきにくく、丸洗いできるので衛生的です。耐用年数は3~5年。

[そば殻]
適度な硬さを保ち、安定感があります。触った時のひんやり感が心地よく、放熱性に優れています。頻繁に日に干し、湿気を取り除くことが大切です。耐用年数は1~2年。

《 枕と敷きふとんのバランス 》
敷きふとんやマットレスの沈み込みがどの程度かによって、枕の高さは変わります。寝具店で試した時と、ご自宅の敷き寝具の硬さが異なると枕の高さに誤差が生じるため、ご自宅で微調整ができる枕がおすすめです。